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+ 永遠を旅する者の千年の夢

カイム・アラゴナー、1000年という気の遠くなる時を生きた不死の戦士。
永遠の時の中で繰り返してきた出会いと別れ。
そして、それを乗り越えてきた男の記憶。

多くの悲しみと共に、優しさや勇気を旅の中で体験してきた男の
1000年の記憶を31編の短編集として、あの重松清さんが
凝縮して描いていた本がつい最近でました。
一話ごとのエピソードにホロリと涙が出て優しい気持ちに包まれます。

親子、夫婦、家族、友情や優しさなどについて
味わい深い文章で決して重たい感じではなく
こちらにやさしく語りかけてきてくれます。

寝る前のおとぎ話としていかがでしょうか。


+ 文章を書くということ

ご無沙汰です。今日はこれから名古屋へ出張。
最近バタバタしてて、こちらがおろそかになってました。反省。

さて、ここで文章を書くことになってからしばらく経ちます。
書き続けていると時々悩みます。
悩み理由は様々です。
一番は、自分の文章が、人に読んでもらうに値するか?です。
例えば、書いていることが面白いか?
自分の書く日本語は読みやすいか?
など、まさに小学校のときの作文を書く思いです(苦)

さて、今日はそういう悩みに一筋の光が差しました。
そう、素晴らしい本に出会ったのでご紹介したいと思います。

「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」という本です。

非常に分かりやすく文章を書くということについて教えてくれています。
せっかくですので一部、文章を引用致します↓


(以下、引用)

「誠実さ」「明晰さ」「わかりやすさ」
これが文章では大事なことです。

          |

         中略

          |

「誠実さ」というのは、「人の言葉でなくて自分の言葉で」
ということになるでしょう。

「明晰さ」とは何を目安にした明晰さ、
かというと、自分のものの考え方の展開とか、
自分が今、何をやろうとしているかを
しっかり知っている、という意味の明晰さです。

今、自分は何を書こうとしているのか、
どう書いているのかを、はっきりつかみながら、という明晰さです。
客観的な明晰さ、というのは存在しません。
いくら自分が明晰に書いたとおもっていても、
読み手にとって明晰でなかったら、どうしようもないのですから....

結局は、書いている自分が元気になるような書き方で書けたらいいな、
というのがわたしの希望です。

(以上、引用終わり)


本書は、文章を書くテクニックについて
非常に分かりやすく、簡潔に書いています。
肩の力を抜いた感じで要点を教えてくれているので
読み終わった後は、何でもかけるような気になりそうです。
また、どうやって書くかという事より、
どういう風にすれば読み手に対して
伝わるかを要点にしているのも目が覚める思いでした。

とは言っても、そんな簡単なもんでもないですけどね(笑)
いやーブログって、そういえば作文みたいですね。
小学校時代、作文の得意だった方良かったら挑戦してみませんか?


井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室
井上 ひさし 文学の蔵
新潮社 (2001/12)
売り上げランキング: 13,920

+ 「サヨナライツカ」

前に一度紹介した事があるかも知れませんが
またカテゴリーを作ったことだし再登場させようと思います。

『 サヨナライツカ
  永遠の幸福なんてないように
  永遠の不幸もない
  いつかサヨナラがやってきて、
  いつかコンニチワがやってくる
  人間は死ぬとき、
  愛されたことを思い出すヒトと
  愛したことを思い出すヒトにわかれる
  私はきっと愛したことを思い出す 』


一部詩を抜粋。

著者: 辻仁成

非常に切ない恋愛小説です。
読んでる途中で胸が張り裂けそうになりました。
読み終わって凄い孤独を感じました。
いい恋愛してますか?

--- 2002年の僕。

続きを読む "「サヨナライツカ」"

+ 新カテゴリーを作りました。

久々に出会いました。生きてくのに常にそばにおいて置きたい本。
何かあったときに振りかえって読み返したくなる本。

今日はその数々の本に敬意を示して新カテゴリーを作りました。
ちょっと大袈裟かも知れませんが、その名も「魂の書」

さて、今日はこのカテゴリーを作るキカッケとなった本をご紹介します。


こちらです↓

起業の条件―若者文化からビジネスを生み出す方法
折口 雅博
経済界 (1997/02)
売り上げランキング: 5,618
おすすめ度の平均: 4.67
5 エネルギーに満ちた一冊
4 元気が沸きます
5 とてもいい本です


最近ではグッドウィルやコムスンなどが耳に新しいところですが、
著者の折口さんは日商岩井時代にジュリアナ東京を
一念発起しプロデュースし大成功させた人物です。
そして、大成功したジュリアナ東京は自らの資本ではなかった為、
政治的な理由から追われてしまいます。
そして、地獄のどん底を体験することになりますが、
普通の人間ならあきらめてしまうような体験から這い上がり、
今度は六本木ヴェルファーレを立ち上げその名を欲しいままにします。

これだけではなくグッドウィルやコムスン立ち上げに至るまでの経緯を
見事な文章力で説明しながら彼が信じる哲学を非常に明快に説明してくれています。
文章の書き方からこの人の底知れない力を垣間見ることができます。
そして、起業が並大抵なパワーと考えではできないという事を嫌と思い知らされます。
しかし、そういう厳しい現実を教えてくれつつ起業をどういう風にしていくかの
心構えを見事に教えてくれています。

本文を読んでいくうちに単なる起業本ではなく、
生き方の哲学的な本としても非常にすぐれているなと感じました。
現代の、特に日本という国での生き方、哲学、それを見事にまとめあげた一書です。

個人的な評価をアマゾンのように5段階で評価したいと思います。

起業の条件―若者文化からビジネスを生み出す方法
個人的な評価: ★★★★★




関連商品です↓

「プロ経営者」の条件
折口 雅博
徳間書店 (2005/07/22)
おすすめ度の平均: 4.38
5 努力の大切さ
4 強く賛同
5 歩みを知ってこそ