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●靴を買いました。

2006年04月30日

きのう今日は、仕事でくたくたになって、
ブログを更新する気力がありません。
ここのところぜんぜん服などを買っていなくて、
自分が、身だしなみを気にしないオヤジと化してきた不安を感じ、
きょうは仕事帰りにデパートで、ひさびさに靴を買ってきました。
 
その写真を撮ってみました。

20060430靴1.jpg  20060430靴2.jpg

メダリオンのある靴が欲しいなぁと思って。
 
妻はこれをみて、「穴がいっぱいほげとうね。(穴がいっぱい開いてるね。)」
と、長崎弁で感想を述べていました。
  
 
 
本当はスーツも買おうと思って、
ほぼ買う寸前までいったのですが、
どんなネクタイを合わせればいいかのアドバイスを店員さん(女性)に頼んだら、
ものすごく失礼な手招きをされ、不愉快になって買う気分ゼロになりました。
(もちろん、「やっぱりもうすこし明るい色がほしいのでやめますね」と、丁寧に断ってきたけど。)
 
細かいかもしれないけれど、
ある程度、高価なものを買うわけだから、
気持ちよく買いたいなと思ったのです。
こんな気分では買いたくないナーと思い、あきらめました。
なかなかいいスーツだったのに、残念だなー。
 
 
更新する気力がない、といいつつ、ここまで書いてしまった。
さあ、風呂でも入ってくるかなー。

●おもしろいデータ。

2006年04月26日

 
きょうは 「京都政経文化懇話会」 という会合にいってきました。
 
地元の企業経営者や名士の方々が、ホテルで昼食をとりながら語らったあと、
政治や経済をテーマに専門家の話を聞いて、勉強しようという会。
これが招待状。
 
20060426招待状2.JPG
 
 
もちろん、ヒラ社員の私が、ふつうにこんなの行けるわけがなく、
直属の上司の、上司の、さらに上司の、そのまた上司
(→つまりうちの支店長職) の“代理”として行ってきました。
経済取材を担当しているので、
トップが行けないときに、「おまえ行って勉強してこい」 と代理が回ってくるのです。
 
名刺交換してても、みなさん、代表取締役社長や役員クラスばかりなので、
「ヒラでスミマセン…」って感じで、
どう振る舞っていいのかよく分かりません。
 
 
それはいいとして、
きょうの講師だった、
立教大学大学院・観光学研究科の教授が、
おもしろいデータを話していたので、その中で、
ちょこっと2つだけ紹介します。
 
 
■日本は観光“赤字”国
 
  日本が、外国からの観光客を受け入れて稼いでいるお金は、33億ドル(世界35位)。

  逆に、日本人が外国を旅行して、各国に支払って回っているお金が、319億ドル(世界4位)。

  さしひき、-286億ドル。

  完全に赤字じゃん。
  そんなに大盤振る舞いしなくてもいいのに、って気になってくる…。
  世界の観光国が、「日本人観光客をねらえ!」っていうのは当たり前ですな。
 
 
 
■旅行業はますます伸びる
 
  世界の国際観光の規模は、こんな推移を見せているそうです。
                          (WTO資料より)

   1990年       4億5800万人
   1995年       5億6300万人
   2000年       6億9700万人
   2010年(予測)  10億0600万人
   2020年(予測)  15億6100万人
 
  これまでも予測は当たってきたというから、
  観光業ってしぼむことがない、という見通しのようです。
  長期投資をする人にとっては、参考になる資料かな???
  (長期になりすぎて、よく分かりませんが…。)
 
 
<レジュメの表紙>
 
20060426レジュメ.JPG
 
 
国際的には、
年に一度、2週間の連続休暇をとりなさいと定めた
“バカンス法”というのがあるそうで(→条約?)、
日本は、そのバカンス法を批准していない、数少ない先進国の一つだそうです。
だから、日本のサラリーマンには長期の休みがないのか。
 
 
ということで、
きょうはちょっとおもしろいデータの話でした。
(おもしろくなかったらゴメン…)

●脱線事故から、1年。

2006年04月25日

 
JR福知山線が脱線して、
100人以上の人が亡くなった事故から、1年。
 
テレビで慰霊式の様子をみていました。
奥さんを亡くした男性が、
天国の奥さんに語りかけているその言葉を聞いて、
目と鼻の奥がツーンと痛みました。
朝、出かけるときの会話が、最後の夫婦の会話だったそうです。
 「チューリップがきれいに咲いてるやろ?」 「そうやなぁ」
あっけない言葉だったねと、その男性は奥さんに語りかけていました。
 
 
家族を失うことなんて、まったく想像できません。
誰だってそうですよね?
でも、自分が住んでいるところからそう遠くない町で、
本当に大勢の人が、思いもよらぬ事故で、家族を亡くしました。
 
 
朝、僕よりも先に出かける妻を見送るときに、いつも、
これで会えなくなったらどうしようと、とても怖くなります。
「絶対に死なない」 というのが、結婚するときのお互いの約束だけれど、
お互いにその約束を守れないことが、もしかしたらあるかもしれない、と思います。
 
だから、けんかをした状態では、ぜったいにでかけたくない、それが僕の信念です。
万が一、けんかをしたとしても、でかけるときには絶対に仲直りをしようと心に決めています。
それが最後になるのは絶対に嫌だけれど、
もしも、最後になったときに、謝ることができないのはあまりにつらいと思うから。
 
 
すこしでも、安全な世の中であるように。
悲しむ人が、一人でも少なくなる世の中になるように。
自分ひとりにできることなんて、本当に小さなことだけれども、
できることを、やっていかなきゃいけないと心から思います。

●鬼気迫る、能舞台。

2006年04月24日

びっくりしました。
能の迫力。
「鵺(ぬえ)」という演目。
 
鵺(ぬえ)という妖怪の亡霊が、
自分が、源頼政の矢によって射落とされたときの様を見せるのですが、
それが鬼気迫る、という表現でしかいえないほど、
恐ろしいものでした。
当然、舞台の写真は撮れないので、見せられないんですが、
「能」は、これまで数えるほどしか観たことがなかったので、
ここまで激しいものがあるのかと、正直驚きました。 
 
 
きょう行ったのが、能の主役をつとめるシテ方の五流派のひとつ、
金剛流(こんごうりゅう)という、京都に拠点を置く流派の定期公演です。
(能の流派とか、現況とかについてはあんまりよく知りません。すみません…。)
 
20060423金剛能楽堂の看板.jpg 20060423金剛能楽堂の中.jpg
 
 
 
2年くらい前に、取材で、
観世流能楽師の梅若六郎(うめわか・ろくろう)さんにお会いする機会があって、
そのときに梅若さんがおっしゃってたことを思い出しました。
 
 
 
    「能楽師は、舞台で、ものすごく孤独なんですよ。」
 
 
 
この言葉だけを聞いても、あんまりピンとこないと思います。
でも、(畏れながら)能面を顔にあてさせてもらったときに、わかりました。
 
 
「ぜんぜん…、見えない…。」
 
 
目の前の視界が狭いのはもちろん、
足もとなんて、まったく見えないのです…。
孤独という言葉が、かっこつけでもなんでもなく、
まさに事実そのものなんだ、ということを感じた瞬間でした。
一瞬、能面を顔に近づけるのが怖い、という感覚に襲われたことも、
書き添えておきます。そのまま面の人格が乗り移ってきそうな、
そんな感覚もあったのです。
 
 
能や、狂言、そして仕舞など、全部で4時間以上の公演。
休憩時間に、臨時の喫茶コーナーが出たので、
コーヒーを飲みながら、
能楽堂の横の「とらや」で買ってきた柏餅を食べて、
ちょっと幸せな気分に浸りました。
 
20060423とらや2.jpg  
20060423とらや3.jpg
 
京都にくるまで、「とらや」って、東京の羊羹屋さんだと思ってたんだよね。
でも、京都で、400年以上続いている老舗なんだそうです。

柏餅、なんだか懐かしい味がして美味しかったです。
でも、これでおよそ300円。
高くないか?!

●勉強会。

2006年04月23日

きょうは月に一度の定例勉強会。
経済ジャーナリストをこころざす私にとっては、とても大切な勉強の場。
 
講師は、金融アナリストで、金(GOLD)市場分析の専門家、亀井幸一郎さん。
毎回、わざわざ東京から指導に来てくださるのです。
今回のテーマは「為替」でした。
レジュメの表紙。
 
DSC07987.JPG
 
円、ドル、ユーロ。
詳しい話は省きますが、
日銀の量的緩和政策解除がどう為替に影響しているのか、
また通貨の動きが、最近の金(GOLD)価格の急騰にどう結びついているのか。
 
為替の動きは、まさに世界のさまざまな思惑を映しているのだということをあらためて実感。

そのほか、原油高騰に、ロシア、中国、アメリカなどのどんな思惑が隠れているのかなど、
刺激を受けた内容を、ホントはいろいろ書きたいところではあります。
  
                 ********
 
ところで、私が参加している勉強会の講師、
亀井幸一郎さんのBlogは、国際金融・経済に関心のある人には、
かなり面白いし、相当勉強になります。

 亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」
 
私は毎日チェックしています。
ちなみに日経新聞のマーケット欄には、専門家のコメントとして、
よく亀井さんのインタビューが掲載されています。
興味のある方は、注意して、見てみてください。
 
 
もうこんな時間だ…。さすがに眠いぞ。
 
あしたは、能の舞台を観にいってきます。

●いかんいかん。

2006年04月22日

 
一つ前のブログで、
「京都にある五つの花街が、それぞれ…おどりの会を開きます。」 って書きました。
花街は五つだけど、おどりの会は四つでした。
いかんいかん。失礼しました。
友人のブログを読んでて気づきました。
(大差ないように聞こえるけど、京都に住んで間違えると恥ずかしいので訂正します…。)
 
 
 
今週はいそがしかったー。
さっき、仕事終わって、外で博多ラーメンを食べて、帰ってきました。
 
 
おととい、地元若手経営者による、「素晴らしき経営研究会」という勉強会にお邪魔してきました。
この日の講師は、ベストセラーの、
 
 「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」 を書いた
 
香取貴信(かとり・たかのぶ)さんという、東京の経営コンサルタント。
この人の話がまた面白いんだわ。
元ヤンキー。いまも金髪。
ディズニーランドのノウハウを、ヤンキー口調で、
ビジネスに、人生に生かすヒミツをバツグンの説得力で語ります。

 
 
 
これまでに、僕がディズニーパワーを感じたエピソードを一つ。
福岡にいたときに、ある小さな過疎の町で、役場の若い職員(仮に、Aさん)と
いっしょに仕事をしたことがあります。30歳くらい、とても誠実で、それでいてパワフルで、
いつのまにか、こちらの心の中にもぐりこんでくるという、不思議な魅力をもつ人でした。
そんな人が観光担当だから、過疎の町ながらさまざまなメディアがこぞって取り上げ、
お客の集まる人気の町でした。
 
taue_01.jpg (その町はこんなところ。棚田がきれいです。)
 
そのAさんに、「なんでそういうことができるんですか?何かノウハウがあるんですか?」って、
質問をぶつけてみました。そしたら、何も意識していないですよー、といいつつ、

「…学生のとき東京ディズニーランドでジャングルクルーズの船長やってたからかなぁ。」

って答えが返ってきた。「それか!」と思った瞬間でした。
 
マニュアルじゃなく、
その人自身から湧き出すパワーをその人なりに生かして、お客を喜ばせる“ディズニーマジック”。
Aさんはふるさとの町で、それを体現していたんだなぁ。
僕らメディアは、まんまとその術中にはまっていたのでした。
 
 
 
そんな伏線があって、ディズニーマジックの世界をすこしでも知りたい、と思っていたときに、
香取さんの話を聞けたのでした。
 
  
ディズニーの強さって、ひとことではなかなか言えないけど、いままで触れた人から感じたのは、
スタッフひとりひとりが 「すべてはお客様のために」 という一つの言葉(基準)だけで、
自分がやるべきことを自分で考えられることなんじゃないかなと思います。
もちろん、常に完璧な仕事ができるわけではないけど、
スタッフひとりひとりが伸びていくチャンスが、常にある。

ひとりひとりがいつも “考えている” チームは、ものすごく強いんじゃないか。
 

ディズニーランドでバイトしたことがある人が読んでくれてたら、
その人の意見も聞いてみたいなぁ。
また長くなっちゃったよ。
ごめんごめん。
 
 
あしたは、国際金融の勉強会に参加。
金融・貴金属アナリスト、亀井幸一郎さんを囲んでの定例の会。
勉強はもちろん、終わった後のお酒も、とてもとても楽しみなのです。

●春の楽しみ、おどり。

2006年04月16日

この時期になると、町のあちこちに、
春のおどりの会のポスターがはりだされます。
 
20060416北野をどりポスター.JPG
 
 
 
京都にある五つの花街(のうち四つ)が
(※京都では“はなまち”ではなく、“かがい”と読みます。)
それぞれ、踊りの稽古の成果を披露する、おどりの会を開きます。
きょうはそのうち、北野天満宮の近く、
上七軒(かみしちけん)という花街の芸妓さん・舞妓さんが出演する、
「北野をどり」を観に行ってきました。
 
20060416歌舞練場入り口1.JPG 20060416歌舞練場入り口2.JPG
 
 
  
お茶席券のついたチケット(通常より+500円)を購入すると、
舞妓さんと芸妓さんが抹茶とお菓子で迎えてくれる部屋に入ることができます。
 
2006041舞妓さん後ろ姿.JPG 20060416お茶運び.JPG 20060416お茶席.JPG
 
残念!混んでて正面の席に座れんかった…。舞妓さんも横顔です。
うまく撮れてないけど、雰囲気だけでも伝わるかな?
 
 
  
 
舞台はなかなか華やかで、ドラマあり、笑い(?)あり、およそ1時間半の舞台、
飽きることなく楽しめました。おととし、別のおどりの会を見に行ったのですが、
そちらは規模が大きく、席も舞台から遠くて、寝てしまった。。。 
今回は会場もこじんまりしていたし、なんか楽しかったなぁ。
芸妓さん舞妓さんが総出演で踊るラストのところは、
写真を撮っていいとのことだったので、撮ってきました。
せっかくなので、大きいサイズのままアップしてみます。
(クリックしてみてくださいな。)

20060416舞台1.JPG 20060416舞台2.JPG 20060416北野をどりフィナーレ.JPG
 
 
ちょっとおまけ。
歌舞練場の中は、こんな感じ。風情のある日本建築です。
 
20060416歌舞練場の中.JPG
 
 
団子の出店も。「老松」という老舗です。むちゃくちゃおいしそうだった…。来年は食べようかな。
 
20060416七軒だんご.JPG
  
 
 

●Google礼賛? なんか怖いぞ。

2006年04月15日

 
きのうのブログで紹介した 「ウェブ進化論」 (梅田望夫 ちくま新書)は、
Googleなどのネット企業の発展が、既存メディアをおびやかす可能性があると言っています。
 
 
じゃあ逆に、Googleなどのネットメディアが拡大してきたら、どうなるのか?
僕はちょっと、怖いなぁ。
世界各地のくわしい衛星写真をネットで見られるGoogleEarth、先日ベータ版がでた、
スケジュール管理のGoogleCalendar (参照:2006.04.15日本経済新聞<朝刊>国際面)、
そして現在は招待制のメールサービスGmail…。
衛星写真に、個人の行動予定、そしてメールの受発信記録。
これだけでも十分に、個人の生活を監視するツールになるんじゃないの?

Googleは、「世界中の情報を整理しつくす」ことが目標なんだそうです。
その中には当然、個人情報もすべて整理しつくされることも含まれてくると思います。

Googleの検索システムには人が介在しないんだそうな。
人が介在しないなら、どんな個人情報を収集しても、それが外部に漏れなければ、
個人の権利をおかす心配はないかもしれません。でもその一方で、人が介在しないで、
コンピューターが膨大な情報を自動的に処理していくということは、個人の行動を監視する
なんて、なんの苦労もなくやってしまうよね。
ここに国家権力や、ある種の権力が入り込んだらどうなるんだろう。
私たちの生活がリアルタイムでモニターされる危険性がないだろうか?と思うのです。
Googleだけではないけれど、最近では、中国のネット市場に参入する見返りに、
中国政府の検閲に協力する姿勢もみせているらしい。
(参照:2006.04.15日本経済新聞<朝刊>1面特集「ネットと文明」)
 
 
Googleが株式公開のときに、株主に対して将来の実現を約束したという
「よりよい世界」っていうのは、ホントの意味での 「民主的な世界」 なのかなぁ。
もちろんそう願いたいけど、正直なところ、怖いです。

きのう本を読み終わって、ものすごくいろんなことを思ったので、
一気に書いてしまいました。
すごい読みづらいかも。
ごめんごめん。。。 
 
 
 
 
けさ8時、伏見の鳥羽離宮跡にて。
 
20060415鳥羽離宮跡にて2.jpg
 
 
カエデの新しい葉が出ていました。

20060415鳥羽離宮跡にて.jpg

●一億総表現社会?

 
きょう、「ウェブ進化論」 (梅田望夫・ちくま新書)を読み終えました。
 
ネット関連の勉強会などでは題材として用いられることも多いようです。
評判に違わず、なかなかズシリとした読み応えです。
この本に関しては多数のサイトが取り上げているので詳細は述べませんが、
特に印象に残ったところに触れます。
ブログというものについて、こう書いています。

  世の中には途方もない数の、
  「これまでは言葉を発信してこなかった」 面白い人たちがいて、
  その人たちがカジュアルに言葉を発する仕組みをついに持ったということである。

 
そしてそれは、既存メディアの権威を揺るがしていくことになるといいます。
 
ウェブ進化論1.JPG
 
ほうほう、なるほど。
 
 
 
思わず、うなづいてしまったのが次の箇所。
 
ウェブ進化論2.JPG
 
 
  逆に言えば、これまでモノを書いて情報を発信してきた人たちが、
  いかに 「ほんのわずか」 であったかということに改めて気づく。
  そしてその 「ほんのわずか」 な存在とは、決して選ばれた 「ほんのわずか」
  なのではなく、むしろ成り行きでそうなった 「ほんのわずか」 なのだ。
  これまで情報を発信してきた人たちの実力というのは、
  これまで発信してこなかった人たち全体のせいぜい上位1%くらいの層と同程度。
 
 
 
うわ、耳が痛い…。でも、そうかも。
上位1%って、限られているように思えるけれど、
1億人の中で100万人。既存のメディアの構成員なんてそんなレベルだと、
この本の著者は言いたいのです。
 
まず現実を見てみると、いま現在、メディアで発信をしている人は、
メディアの世界である程度の経験を積んでいる分、的確に取材をして分かりやすく伝えることについて、
長けているといえると思います。
しかし、「いま表現していない人たち」 と何が違うかといえば、実はそんなに変わらない。
慣れている分、人よりちょっと敏感に世の中の動きをみられる、ちょっと違う切り口で伝えられる、
そんなものです。そこに、「世の中にこのことを伝えたいんだ」、という熱い思いさえ備われば、
メディアとしての情報発信ができてしまいます。
 
 
ブログは、そのハードルをものすごく低くしたといいます。
つまり、メディア組織に属さなくても、ネット上でより多くの人の支持を集めた人が、
メジャーにのし上がれる。フリーライターの経験さえも、積まなくていいわけです。
また、梅田氏は、ブログという表現手段を個人が手にした状態を、「総表現社会」 と言い表します。
そして、「不特定多数無限大」の表現者が参加することは 「衆愚」 につながるという、
社会に根強い論説に疑問を呈します。 
なぜか。
数多くの目にさらされることで淘汰され、より誤りの少ない、魅力ある、洗練された内容に
なっていくからだといいます。一つの例として、インターネット百科事典のWikipediaで行った
実験を挙げています。
「衆愚」 と切り捨てることで前進をやめてしまうことの方が危険である、と述べています。
 
 


 
 
梅田氏は、この本の中で、
Googleというネット企業がいま何を目指そうとしているか、
Googleの出現で、ネット企業の世界どう激動しているかについて、
非常に細かに分析して書き記しています。
本では、どちらかというと、この 「Google」 のテーマの方が主題です。
 
ネット社会に関わる、もしくは関わろうとしている人たちは、手に取るべき本だと感じます。
 
 
ただ、私たちは本当に、“Google礼賛” だけでいいのか?
私はやや危うさを感じます。理由はまた次の稿で書くつもりです。

●桜が終わると。

2006年04月14日

きょう、北野天満宮の近くを通ったら、大勢の中学生たちの姿。
そうかそうか、桜が散り始めたら修学旅行のシーズンだ、とガッテン。
というか、桜や紅葉のピーク時以外は、一年中、修学旅行シーズンなんだけどね。
境内には、受験用お守りを品定めするこどもたちがいました。
 
20060413修学旅行2.jpg 20060413修学旅行1.jpg

修学旅行の生徒は京都の宝です。将来の顧客だから。
大事に迎えなきゃなぁ、と一般市民である私も思うのですが、
バスの中とかで、お年寄りが多いのに席を占領したりだとか、
行儀が悪いのがいると、けっこうむかついたりします…(^^;
広い心を持たなければ!!
 
 


話は変わって。
京都で生まれたという、「俄(にわか)」というジュエリーブランドがあります。
個性的なデザインと、京都的なネーミングが人気を呼んで、
いまブライダルジュエリーとして、高い人気を誇っているとのこと。
 
賀茂川沿いにある本店はこんな風です。
彫金教室が発展して、いまの姿になったんだとか。
 
20060413俄1.jpg 20060413俄2.jpg
 
ちょっと入りづらい入り口、そして、
日本を代表する建築家、高松伸(たかまつ・しん)氏設計の、
コンクリート打ちっぱなしの建物。賀茂川を臨む、大きな窓。
こわごわ、中に入り、ショールームから外を見ると、
淡いピンクに染まった賀茂川の桜が、窓から飛び込んできました。
その情景は、まさに京都の春。
 
特に、ジュエリーを買いにきたんでもなさそうな私に、お店の方は、
誇りに充ち満ちた様子で、ひとつひとつのデザインに込められたストーリーを披露してくれました。
 
お香が焚きしめられた空間で眺めるジュエリーは、
男性である私の目からみても、なかなか格別なものに感じられました。
観光地もいいけど、京都旅行のときに、こういうところに来ても面白いかも。
 
   
 
京都の春の情景を作る、賀茂川の桜の写真を一枚。
 
 
20060413賀茂川の桜1.jpg
 
 
散り始めてはいるけど、まだまだキレイだよね。


●この本に会えてよかった。

2006年04月11日

きょうは本の話でも。

2003年の冬に手にとってから、
もう、10回以上は読んでいる本があります。


 ▼コーチングのプロが教える 「ほめる」技術
  (鈴木義幸・日本実業出版社)
 
20060410ほめる技術.jpg 20060410ほめる技術2.jpg
 
 
「人生で出会ってよかったと思う10冊」を選ぶとすれば、
ほぼ間違いなく、その中の1冊に入るだろうなぁというこの本。
 
コーチングを日本に広めた1人、鈴木義幸(すずき・よしゆき)さんによって書かれています。
コーチングは、みなさん一度は耳にしたことがあると思いますが、
スポーツのコーチと同じように、依頼者の目標など(例:仕事の目標を達成する、社長になる)を
達成するための後押しをするという技術であり、職業のことです。
著者の鈴木義幸さんは、
日本にコーチングの存在を広めた「コーチ21」という会社の設立に参加し、
現在は、その関連会社である、「コーチA」の副社長です。
私にとっては、“いつか会いたい人” の一人です。
鈴木さんのプロフィール
 
 
人とのコミュニケーションを進める上で大切なことはなにか。
「ほめる」という一つの行為を通して、その意味や影響、
そして、人はどんなタイプに分類され、それぞれのタイプにとって、
「ほめる」ことはどんな意味をもつのかまで、話は広がります。

繰り返し読む中で、私は、
「ほめる技術」というのは、
ひとつの大切なビジネスマナーであり、家族の中のマナーでもあり、
そして何より、この世の中を「生きるための技術」なのではないか、
とまで考えるようになりました。
それは、“渡世術” などというような軽いものではなくて、
人と人とが心から信頼しあい、一つの目標にむかって
協力していく世の中を作り、生きていく、という意味での“生きる” です。
 
 
読むたびに、新しい発見と、多くのヒントをもらっています。 
この本に会えて、よかったなぁ、と思います。
 
 
 
「ほめる」技術

●投票にいこう。

2006年04月09日

きょうは京都府知事選挙。
きのう紹介した本能寺跡の老人ホームが投票所です。
 
20060409知事選投票所.jpg
 
京都って、京料理や世界遺産が多いという華やかなイメージが強いけれど、
南北に長~い県(府)です。日本海側には、丹後(→ちりめんや、黒豆の有名なところ)や
舞鶴といった、歴史のある町が多くあります。
ただ、観光や医療などは南北の格差がとても大きいし、あと災害も多くて、
地震の危険性も日本でトップレベルに高い。けして華やかなだけの町ではありません。
 
さあ、きょうの選挙の結果はいかに? 職場で結果を見ます。
 
桜の横で、ひっそりと、でも華やかに咲いていた花があったので、撮ってみました。
 
20060409投票所に咲いていた花.jpg
 
 
<午前1時20分追記>
 
帰ってきました。
京都府知事選挙、確定投票率が前回より10ポイント以上低い、38・44%。
(→史上最低投票率。)
この数字はけっこうショック。みんなもっと選挙にいこうよ…。


●みんなの桜。

2006年04月08日

きょうは自宅で仕事。その途中、髪を切りにいってきました。
風が強くて、まちなかは桜ふぶき。特に舞ってたのがココ。
前にブログでも紹介したカフェ、セカンドハウス東洞院が、
ぜいたくなお花見カフェになってました。わお、窓際はサイコーだろうなぁ。
 
20060408お花見カフェ.jpg
  
 
ところで、うちの近所に、本能寺の跡があります。
そう、あの、本能寺。
お寺の建物は、いまは別のところに移転しましたが、
あの“本能寺の変”があったのは、ここです。
  
20060408本能寺跡.jpg 20060408本能寺跡の桜.jpg
 
本能寺の跡には、去年、老人ホームができました。
大規模な工事だったけど、1本だけあった桜の木はちゃんと残りました。
地域の運動会も、お祭りも、そして寄り合いも、ぜんぶこの老人ホームで開かれます。
きょうも、いく人もの人が、この桜を見上げていました。
桜がなかったらなんだか無機質な老人ホームだけど、
この木があるだけで、地域の人の気持ちが、ちゃんとここに向いている気がします。

市内の桜はあすまでかな。
でも、葉桜も、けっこう好きです。

●きょうも、桜。

2006年04月07日

京都は朝からすばらしい青空。                           
とりあえず会社に向かうバスに乗ったのだけど、ちょっとだけ桜をみていくかー、と思い、
「二条城前」という、いつもよりも一つ前のバス停で降りてみました。
日本史でもお馴染み、徳川慶喜が大政奉還した、二条城です。
 
20060407二条城前バス停.jpg 20060407二条城の東門.jpg
 
 
二条城まできたら、やっぱり城内の桜を見にいくのがいいんだろうけど、
この二条城のすぐ近くのちょっとした歩道。目立たないけど、ここの桜はとてもきれいです。
 
20060407桜なみき.jpg

20060407二条城とさくら.jpg
 
 
うでをぷるぷるさせながら、手を伸ばして必死に花びらに焦点を合わせていたら、
「何やってるんですか~?」と、自転車通勤の後輩が通り抜けていきました。
家を早く出て余裕があったので、20分くらい写真を撮りまくってしまいました…。
 
 なかなかいい朝でした。


●きょうの桜。

2006年04月06日

6日ほど前にこのブログに載せた、通勤途中にある桜は、けさはこんなに咲いていました。

20060406さくら1.jpg
 
京都はきょう、“満開宣言”が出ました。今週末は、あちこち混みそうだなぁ。
 
 

 

●戦争について、いかに知らないか。

2006年04月03日

戦後60年のことし。
劇団四季が、いま「昭和の歴史三部作」と題して、戦争を伝えることに取り組んでいます。
きょうはその三部作の最後、「ミュージカル南十字星」の、京都公演初日。
 
南十字星玄関.jpg 南十字星ポスター.jpg
 
 
 
学徒出陣をする京大生が、南方に赴き、
そこで上官の罪を背負って、戦犯として絞首刑となるという話。
インドネシアの文化を丁寧に描きながら、
捕虜処遇をめぐる問題から、戦争裁判まで、
戦争とは何か、戦争はさまざまな価値観をどうねじ曲げていくのか、描こうとしています。
 
 
もちろん僕らが戦争を知らない世代であることは、明白な事実です。
しかしながら、なによりも怖いのは、
史実と言われているものの中で、
何が真実なのか、戦争中に、実際にはどんなことが起きていたのか、
そうしたことを判断するための拠り所になるものを、
僕らは、いっさい持っていないこと。

いま日本は、ナショナリズムがとても強く出ている時代だと思います。
それを否定するつもりはもちろんないし、自分の国を愛することは、
とても素晴らしいことだと思います。
しかしながら、「嫌韓論」だとか、「ゴーマニズム宣言」だとか、
さまざまな歴史解釈の本が、まるで大量生産されているかのごとく出版される中で、
それらを客観的に評価できないことが、
 
とても怖い。
 
 
先月上演された第二作「異国の丘」では、シベリア抑留が描かれました。
およそ6万人の人々が、極寒の中、厳しい強制労働に耐えられず、
凍土に倒れ、亡くなっていったと言われていることを、僕は何も知らなかった。
自分の祖父は、シベリア抑留を終えて、帰ってきたと父から聞いていたのに、だ。
 
             *****
 
そういえば、タイの日本人学校 小学3年生のとき、
担任の若林先生が、「戦争を知らないこどもたち」をよく歌っていたなぁ。
戦争を知っている人たちは、日々、少なくなっていく中で、
戦争を知らない僕らは、すこしでも、事実に近づく努力だけでも、
続けなければいけないと、心から思います。
 
きょうはちょっと長くなってしまいました。

●夜桜見物。

2006年04月01日

夜8時すぎ、仕事帰りの妻と待ち合わせて、祇園に桜を見にいってきました。
白川という小さな川のほとりに、枝垂れ桜は七~八分、そのほかの桜は咲き始め。
大勢のお客さんが、吸い寄せられるように見ていました。

しだれ桜.jpg 祇園の桜アップ.jpg


桜はとても美しい。
 
けど、きょう、異常に目についたのが、
50代前後とおぼしき男性と20代くらいの女性(巻き髪で派手目が多い)の、ツーショット。
もちろん、年の差カップルは世の中多いでしょうが、
日本中の年の差カップルが集まったんじゃないか?!っていうくらい、
“おじさんと若い娘”の組み合わせばかり。
ゼッタイまっとうな関係じゃないな、という判断をしていたら、妻も同意見。
なに?なんで?? 京都って不倫旅行の町なのか?!
たしかに、ついこの間まで日経新聞に連載されていた渡辺淳一「愛の流刑地」の、
最初の頃の逢い引きの舞台は京都だったけどさぁ。
っていうか、おじさんって、いまもてるの?
それはさておき、家族は?奥さんは?
なんかショックだなぁ。


桜よりも、そっちの方がずっと気になった夜でした。
 
 
 
<4/2追記>
渡辺惇一「愛の流刑地」で、京都の舞台として出てきた、
駅前のホテルグランヴィア京都です。駅前というか、これ、駅そのもの。
ガラス面に映っていますが、この正面に、京都タワーがあります。
 
ホテルグランヴィア京都.jpg


●春はこれから。

いかん!20日ぶりの更新です。
管理人さんゴメンナサイ。
書きたい気持ちはあったのだけど、如何せん、カラダがついていかなかったぁ…。

東京の桜は、もう満開? 春なんだなぁ。
けさ、通勤途中で桜があったので撮ってみました。
 

さくら.jpg
 

京都の桜は、まだこんなもんです。
まだまだ、春はこれから、という感じ。
朝も寒いし。
お、このブログの日付をみたら、
もう表示は4月ですね。早いなぁ。