弟夫婦が遊びに来たので、いっしょに京都をぶらぶら。
途中で南禅寺に立ち寄りました。
せっかくだから日本庭園を見ようと、
南禅寺の周辺でも、 「名庭」 の誉れ高い、金地院(こんちいん)に入ってみました。

わくわくしながら、中へ!

やっぱり境内もきれいだなぁと思いながら歩みを進めて、
早く庭がみたいなぁと、案内板をたどっていきました。
いよいよ、特別名勝、鶴亀の庭園!!

・・・え?

・・・ここ?
なんか、工事用の足場の向こうに、庭らしきものがみえるけど・・・。
ぜったいここのはずがないと、受付にもどって、窓口の男性に聞きました。
△錦之助 「あの、鶴亀の庭ってどこですか?」
▲男性 「そこですよ。」
△錦之助 「工事の足場の向こうに見える庭のことですか?」
▲男性 「そうですよ、書いてあるでしょ?」
ここで正直、堪忍袋の緒が切れそうになりましたが、押さえて押さえて・・・。
△錦之助 「ぜんぜん庭が見えませんよ。一言教えてくれたら良かったです。」
▲男性 「工事のカバーがかかっているんだから、工事中だってわかるでしょ?」
いやいや、入り口で工事カバーが見えたって、庭園が見えないなんて、分かりません…。
△錦之助 「最初にいうべきではないですか?とても楽しみにして来たのに…。」
▲男性 「いままで誰もそんなこと言ってきませんでしたよ。」
△錦之助 「ちゃんとお金を払って入ったのに、これでは納得がいきません。」
▲男性 「そんなこと言ってきたの、あなたが初めてですよ。初めてだ。」
△錦之助 「拝観料、返してもらえませんか?」
▲男性 「そんなこと、できません。そんなこと言われたのは初めてだ!」
△錦之助 「きっと、みなさん我慢強かったんだと思いますよ。」
いやぁ、びっくりしました。
僕は、京都市の住人だからいいけど (いや、あんまりよくないけど…)、
観光で初めて京都に来た人がこんな目にあったら・・・。
もう二度と、京都には来ないと思います。
京都に暮らしていて、ああいい町だなぁと思い始めて、
もっとこの町のことを知りたいと強く思っています。
でも、きょうの出来事は、怒りを通りこして、とても悲しい出来事でした。
京都市民の一人として、京都の名誉のために、強く主張しておきますが、
京都に来てくれた人々に最高の思い出を作ってもらおうと、
一生懸命、心からのもてなしをしているところも多くあります。
そういう人々を、私も大勢知っています。
でも、同時に、こういうところもあるのは事実。
9人の人が素晴らしいもてなしをしても、
1人が冷たい接遇をすれば、すべてが台無しです。
京都の観光、本当に、これでいいのか?
強く、そう考えた、きょうの出来事でした。