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●京都観光、これでいいのか?

2006年07月09日

  
弟夫婦が遊びに来たので、いっしょに京都をぶらぶら。
途中で南禅寺に立ち寄りました。
 
せっかくだから日本庭園を見ようと、
南禅寺の周辺でも、 「名庭」 の誉れ高い、金地院(こんちいん)に入ってみました。
 
  
金地院4.jpg
  
  
わくわくしながら、中へ!
 
金地院1.jpg
 
 
やっぱり境内もきれいだなぁと思いながら歩みを進めて、

早く庭がみたいなぁと、案内板をたどっていきました。
 
 
 
いよいよ、特別名勝、鶴亀の庭園!!
 
 
金地院2.jpg
 
 
・・・え?
 
 
 
金地院2.jpg
 
 
・・・ここ?
 
 
なんか、工事用の足場の向こうに、庭らしきものがみえるけど・・・。
 
 
ぜったいここのはずがないと、受付にもどって、窓口の男性に聞きました。
 
 
 
  △錦之助  「あの、鶴亀の庭ってどこですか?」 
 

  ▲男性    「そこですよ。」 
 

  △錦之助  「工事の足場の向こうに見える庭のことですか?」
 
 
  ▲男性    「そうですよ、書いてあるでしょ?」 
 

 
ここで正直、堪忍袋の緒が切れそうになりましたが、押さえて押さえて・・・。
 
 
 
  △錦之助   「ぜんぜん庭が見えませんよ。一言教えてくれたら良かったです。」
 
 
  ▲男性     「工事のカバーがかかっているんだから、工事中だってわかるでしょ?」



いやいや、入り口で工事カバーが見えたって、庭園が見えないなんて、分かりません…。
 
 
  
  △錦之助   「最初にいうべきではないですか?とても楽しみにして来たのに…。」
 
 
  ▲男性     「いままで誰もそんなこと言ってきませんでしたよ。」
 
 
  △錦之助   「ちゃんとお金を払って入ったのに、これでは納得がいきません。」 
 
  
  ▲男性     「そんなこと言ってきたの、あなたが初めてですよ。初めてだ。」
 
 
  △錦之助   「拝観料、返してもらえませんか?」 
 

  ▲男性     「そんなこと、できません。そんなこと言われたのは初めてだ!」 
 

  △錦之助   「きっと、みなさん我慢強かったんだと思いますよ。」 
 

 
いやぁ、びっくりしました。
 
 
僕は、京都市の住人だからいいけど (いや、あんまりよくないけど…)、
 
観光で初めて京都に来た人がこんな目にあったら・・・。

もう二度と、京都には来ないと思います。
 
 
 
 
京都に暮らしていて、ああいい町だなぁと思い始めて、
 
もっとこの町のことを知りたいと強く思っています。

でも、きょうの出来事は、怒りを通りこして、とても悲しい出来事でした。
 
 
 
  
京都市民の一人として、京都の名誉のために、強く主張しておきますが、

京都に来てくれた人々に最高の思い出を作ってもらおうと、

一生懸命、心からのもてなしをしているところも多くあります。

そういう人々を、私も大勢知っています。 
 
 
 
 
でも、同時に、こういうところもあるのは事実。

9人の人が素晴らしいもてなしをしても、

1人が冷たい接遇をすれば、すべてが台無しです。
 
 
 
  
京都の観光、本当に、これでいいのか?
 
強く、そう考えた、きょうの出来事でした。
 

コメント

がっかりです…。

工事中なのは仕方がない。
修理することで大切にまもっていかなきゃならないしね。
でも、この対応はオカシイ!!!!

南禅寺塔頭・金地院。

ほっといても観光客が訪れるぐらいの立派な庭や茶席、
襖絵を所有してるんだよね。

そんなおごりが感じられますなぁー。

残念です。心ない一つのお寺の対応で、京都のイメ-ジがダウンします。
入口に案内の紙でも貼っておくべきですね。拝観者の心を踏みにじっています。私も行ってみて錦之助さんの代わりに文句を言いたい気分です。地元新聞の「窓」に投書したい気持ちになります。
京都に住む私にとっても、とても悲しいです。

仕事でいっぱいいっぱいになってしまって、
しばらく自分ものぞきにきてませんでした。。。


そうです。
工事は、維持するために必要ならば仕方がないのです。
ブログで書いた上記の会話にはつづきがあります。

「ここに書いてあるでしょ?」
と指さされた紙がありました。
くたびれた紙に筆文字で書かれた工事のお知らせ。
…あの、達筆すぎて読めないんですけど…。


「京都観光、これではいけない」と、
金地院にいった翌日にお会いした行政の観光担当者の方に、
工事の足場が視界をさえぎっている写真をプリントして渡し、
「客観的かつ冷静に」
経緯を説明しておきました。

京都に住む人が胸をはれるように、
そして京都に来た人が、心から幸せになって帰れるように、
僕ら1人1人も意識をもたねば、と強く思います。

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