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●本の話。

2007年07月31日

 
いろんな本があるもんです。
 
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恵文社という、京都の一乗寺にある
ちょっと趣味的な本屋で買ってきた
手作り感あふれるこの本は、
B5サイズ、30ページ。400円。
 
一つ一つに、鉛筆で通し番号がふってあって、
200部限定なのだとか。
きっと、パソコンでプリントアウトして、
自分で綴じたんじゃないかな。
よくみたら、表紙のタイトル、万年筆の手書きだぞ。(びっくりした!)
 
ページを開くと、
ほのかにローズマリーの香りが漂います。
透写紙につつまれた葉が、裏表紙の、こんなところに。
 
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編集者の名前をインターネットで検索してみたら、
もともとは河出書房、いまはフリーの編集者で、
出版業界では有名な人のようです。
 
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あ、よくみたら、
昔、読んだ本の中に、この人が編集した本があるぞ!
この人、こんな小さな手作り本を作るんだなぁ。
 
本当にせまいエリアにしか流通しないものだろうけど、
こういうのを手にとって読んでみると、
いろんな人が、いろんな形で、
他にはどこにもない“たった一つの本”を作ろうと
奮闘しているんだなと感じます。
 
京都は、東京の次に、
出版社の多いところだそうです。
このあいだ、地元の出版社の人に会って、
いろいろと話をしたのですが、
本づくりの現場はここ10年で、すごい変化を遂げているのだとか。

 
出版不況といわれる時代、
編集者たちは、どんな本を世に送ろうとしているのか。
とてもとても、興味があります。
 
 

●風が吹く。

2007年07月30日


選挙のときは、いろんな風が吹く。
無風もあれば、順風、逆風、ときには突風。
新聞やテレビ上だけにおどる言葉と思うなかれ、
実際に、街なかに吹いているのです、これが。
 
“風”を感じてみたくなったら、
自分の住んでいるエリアの、
立候補者の街頭演説にいってみます。
いま吹いてる風、きっと肌で感じます。
1人の候補だけでなくて、できれば何人か行ってみる。
そうしたら、もっとわかるのです。
 
いまさら書いても、遅いって?
じゃあ、次の選挙のときにでも、
ぜひ試してみてください!
  
 

●ここまで負けたかー。

 
いやぁ、ここまで負けたか、J党。
ある程度の予想はしていたけど、びっくりしました。
この間の衆院選とは、天と地の差。
時流というものの勢いというのはすごいんだなと思う。
 
とりあえず私も仕事が終わったので、
家に帰ってきました。
あしたも元気に仕事ができるように、
すこしでも早く、寝ようと思います。
  
日本の将来に思いをはせながら、休むとします。
ではでは、おやすみなさい。
 
 


●世代交代。

2007年07月23日

わが家で、世代交代が行われました。
 
  
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およそ15年、わが家で美化大臣を務めてくれた掃除機が、
細かなチリを取りきれなくなくなり、
つぎの世代にバトンタッチすることになりました。
 

いやぁ、ホントによく働いてくれました。
もともとは祖母が使っていたものをもらってきたので、
兵庫 → 神奈川 → 長野 → 福岡 → 京都と、
5つの都市を渡り歩いてきた、掃除機くんです。
 
長年、頑張ってきてくれたものを引退させるのは、
なかなかつらいものです。
 
しかしながら、私の花粉症対策には、
やはり若い力が必要だという結論になり、
世代交代にいたった、のでした。
 
 
モノを捨てるのは、つらいです。
長く、大事に使えるものを、いつまでも使いたい。
なので、こんどの掃除機は、
通販生活で買いました。
20年以上使い続けることを想定したという
種類のものを選びました。
 
25年たったら、おお、60歳近くだ。
新しい掃除機くん、
定年退職のときまで、
僕ら家族を、どうぞよろしくね。
 
 

●どこまで、伝えるか。

2007年07月22日

 
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このあいだ、
後輩が出来の悪い企画書を持ってきた。
しばらく預かったあと、迷ったあげく、
  
  「もうすこし、きちっとしたものを出せないとダメだ。」
 
と厳しい口調で伝え、改善点を指摘した。
 
 
人を指導しなければならない場面で、
基本的に、僕は、
できるだけ人を「ほめたい」と考えているので、
マイナス面の指摘は最小限にして、
できるだけいいところを探して、
それを伸ばしてあげたい、と思う傾向にある。

 
自分が褒められる方が嬉しいし、
あと、冷静に自己分析すると、
単に、“平和主義者”で、
人に“嫌われたくない”から、
できるだけマイナス面を指摘しないで、
反感をもたれないようにしよう、
という思考が働いているということも、あるんだと思う。
 
しかしながら、
今回は、言ってやらんといかん、と思った。
それも、ソフトにではなくて、
キツく言わないとまずい。
このままだと、まずい。
 
でも、それを、伝えるべきかどうか?
 
伝えるならば、どう伝えるか?
えらく悩んでしまった。
 
 
客観的に考えれば、
そのままほうっておいても、
正直なところ、僕にはなんの影響もないだろう。
 
普段、僕は、厳しい言い方はしない。
なので厳しく指導すれば、
単に、嫌なやつだなーと嫌われるだけかもしれない。
どうしようか…。
 
 
      +++++
 
 
…そこまで考えて、はっと気付いた。
 
 
 「“言ってもらえる人間”かどうかが、人生を変える」んじゃないか?
 
 
上司や先輩というものは、
指導をしてくれて当たり前なのだと、いままで思っていた。
嫌な言い方をされたりすると、
強い反感をもったりすることもあった。
(もちろん上司によっては、“指導”ではなくて、
 単なる“嫌がらせ”のケースもあると思うが。)
 
でも、上司には、指導責任はあるにせよ、
僕らは、ほうっておかれてもおかしくないわけだ。
 
どっちかというと、“ことなかれ”に流れがちな現代、
嫌な指摘は、言わずにいることの方が多いだろう。
 
そのときに、
「あえて、こいつには言ってやろう」
と思ってもらえるかどうか?
 
日々の、小さな積み重ねかもしれないけれど、
それで、人生が、大きく変わるんじゃないか。
 
 
      +++++
 
 
“あえて”厳しい言葉で伝えた翌日、
その後輩は、こちらの指摘に、
きちんと応える結果を出してきた。
 
よかったー。言った甲斐があった!
 
新たな成果の中のいいところをみつけて、
ほめちぎっている自分を、自己観察しながら、
なんか、まるで、昨日のフォローみたいに見えるな、と、
やっぱり“平和主義者”から脱しきれない自分に、
苦笑してしまった…。
 
でも、ちゃんと受け止めてくれて、
さらに成長をみせてくれると、
言ってよかったと思うし、また言ってあげよう、と思う。
 
 
「あえて、言っておいてやろう」と思われる人間、
自分も、そういう人間であろう、と思う。
  
  
   
◆写真は、きょう仕事を持ち込んだカフェ
 (→グリル&カフェ猫町、だったかな。)の入り口にあった、
 ハスの実? ホントにシャワーヘッドみたいだ。
 店は薄暗くて、仕事には不向きでしたが、
 居心地がよくて、自然の風が入ってきて、いい店でした。
 たまには普段と違うところにいって、気分を変えないとね。
 
 

●人を育てる、本屋さん。

2007年07月20日

だれでも好きな場所だと思いますが、
本屋は、いるだけで、すごく楽しい気分になります。
 
きれいに並んだ本の背表紙を見てるだけで楽しいし、
雑誌の表紙のみだしを、順にみていくだけでも楽しい。
新書のコーナーにいると、
それだけで、ちょっと賢くなったような気分もします。
 
そういえば、中学生くらいのとき、
本屋にいって、紙のにおい(特に文庫の)をかぐと、
トイレに行きたくなる、といっていた友人がいました。
ちょっと“出”が悪くなると、
本屋の文庫本の売り場にいくんだとか。
 
 
 
でも最近は、
ネットで本を買う人がとても多い。
 
僕も、昔、ポイント獲得狙いで、
書店で内容を確認して、
アマゾンで注文する、なんていうことを一時期やってました。
(でもよく考えたら本屋さんに失礼だし、
 なにより、宅配便のトラックの排ガスが出るじゃないか、
 と気付き、CO2削減を目指して!、いまは書店で買ってます。
 あまり書店になくて、かつ急ぐときは、ネット発注もしますが…。)
 
 
本屋さんは、これからどうなってしまうんだろう。
こんな状況の中で、
本の売り手や、作り手のひとたちは、
いまどんなことを考えてるんだろう。
 
そんなことが急に知りたくなって、
地元の書店の人に、話を聞いてみようと、
きょうは朝から会いにいってきました。
 
 
その書店の近くにある喫茶店に入って、
1時間くらいいろいろ聞いていたのだけれど、
おもしろかったのが、
 
 「本屋の醍醐味は、“人”を育てられることだなぁ。
  うちの本屋に通ってきてたチビが、
  気付いたらいつのまにか大きくなってて、
  おう大きくなったなぁ、って言えることだな」
 
あー、なるほどなぁ。
そういうのって、
町のどこにでもあるような、
おやじさんがハタキを持って、
マンガ立ち読み坊主を追っ払ってた、
昔ながらの本屋さんのイメージだけど、
大きな本屋さんも、そんな風に思ってるんだなぁ。
すでに、現代では消え去った本屋の姿かと思ってた。

人を“育てる”本屋、ということだ。 
 
 
そうか。
アマゾンには、それはできない芸当だな。
購入データを勝手に解析して、
「あなたへのオススメはこちらです」とかはできても、
パソコンの前の購入者を認識して、
「あなたもアマゾンで買った本を読んで、成長しましたね」
とかは、言えんわな。
 
 
 
バーチャルな世界(アマゾン)に流れつつある
お客たちを、もう一度とりもどすための、
リアルな世界の人たち(本屋さん)の格闘を、
しばらく調べてみようかと。
  
 
ネット本屋の台頭、
売り手だけでなくて、 
作り手にも、なにか変化はあるのかな。
来週早々、こんどは出版社の人に会いにいってみよう。
本づくりの現場をみると、
世の中の流れが、ちょこっと見えるかもしれん、とちょっと期待。  
 
 

●祇園祭。

2007年07月16日

京都市内は、風の強い朝を迎えました。
でも昼までには落ち着き、ときには晴れ間も。
 
きょうは、祇園祭の宵々山(よいよいやま)。
(山や鉾が町をゆく“山鉾巡行”の前々夜の祭り、という意味です。)
夜の祭りはきのうから3夜。きのうは台風で、
お客さんは去年の3分の1だったそうですが、
きょうはこの混み具合。(→去年の2倍の34万人だったそうです。)
 
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ふだんは敷居の高い京料理屋さんも、
祭りのときは、こんな風に店の前に売り場を出して、
気軽に買えるようになります。
 
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ここで、うなぎの蒲焼き(→中国産ではなく、愛知県産!)と、
サッポロの生2つをゲット。
 
祇園祭の楽しみは、
妻と、生ビールとおつまみを買って、
飲みながら、町中をぶらぶら歩きまわること。
京都に来て、今回が4回目の夏。
きっと京都に住んで観られる、最後の祇園祭。
 
来年のいまごろは、別の土地にいるのかなぁ。
 
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●台風に備えて。

2007年07月15日

台風4号が、もうすぐ近畿にやってくる。
九州などでは、ひどい被害だ。
 
今夜は呼び出しがあるかも。
 
いつでも仕事に出られるように、
髭を剃ってから、寝よう。
 
 

●行動することで、伝える。

2007年07月13日

急に滋賀へ出張することになったから、夜、
時間があったら会えないかと、
東京の友人が連絡をくれました。
 
お互いに仕事が終わって、おちあえたのが午後10時20分。
三条商店会のカフェに駆け込んで、
ぎりぎりラストオーダーで食事とお茶を頼み、
40分だけ、話をして、
彼は宿泊先の、滋賀のホテルに帰っていきました。
  
  
ほんのすこしの時間、会うために、
仕事でへとへとだろうに、
宿泊セット、ぜんぶはいった大荷物を抱えて、
わざわざ京都まで来てくれました。
 
これは本当に嬉しいことでした。
もうそれだけで、元気をもらい、励まされました。
 
 
人を大切にする、仲間を大切にする、家族を大切にする。
 
言葉でいうのは簡単だけれども、行動で表すのは、
なかなかたいへんです。
でも、行動することで、
相手を大事にしてるという
大きなメッセージを
相手に伝えられるんだと、
強行軍の出張のなか、会いに来てくれた友人の顏をみて、
心の底からそう思い、
嬉しい気持ちになったのでした。
 
自分も、そういう行動ができるようになりたいなぁ。
 
 
書きとめておきたい、嬉しい夜でした。
 
 

●いまさらですが、“鈍感力”。

2007年07月02日


鈍感力
鈍感力
posted with amazlet on 07.07.02
渡辺 淳一
集英社 (2007/02)
売り上げランキング: 203

 
 
この土日、東京で会議があって、
出張していました。
大学の同級生で、同じ会社に所属する友人が
その会議に出席していて、6〜7年ぶりに会いました。
 
「おい、おまえやせたなー。」
と言われ、自分では実感がなかったのに、
えらく心配してくる。
(そりゃ、大学時代からは、だいぶやせたけどさ。)
 
「気ぃ、使い過ぎだろ。」
とその友人は言う。
その友人もわりと、
仕事でけっこう神経を使う方で、
なんどか過労で倒れたりもしているのだが、
さいきん、渡辺淳一の「鈍感力」を読んで、
痛く感じ入ったのだという。
だから「お前も読め」と。
 
 
たしかに私も、やや細かいところがある。
無駄に(?)、神経を使いすぎるところもあるかもしれない。
いわゆる“平和主義者”だから、できるだけ場の調和をとろうと、
一人で走り回っていることもある。

 
京都駅に降り立ち、
駅地下の三省堂で、「鈍感力」を買い、
家に帰って読み始めた。
 
・・・うわ、これ、面白い。
書いてあることは当たり前なのだが、
一つ一つ、納得する。
 
仕事の場面、人付き合いの場面、男女の間の場面、
さまざまな例を引いたあと、
まるで標語のように、

    ここで大事になってくるのが、鈍感力です。

が繰り返される。
たしかに、毎日、気ぃつかいすぎてるよなー。
もっと鈍感な自分を、しばらく、想像してみる。
 ↓
いまよりももっと、人生楽しいかもしれないぞ。
(いまも、十分楽しいですが!!)
 

「鈍感力」を読むことになったのが、
今回の出張の大きな成果のひとつかもしれないなぁ。
(もちろん、仕事はちゃんとしてきました。笑)
 
仕事や日々の暮らしの中で、
ちょっと疲れたかなー、と思う方、ぜひご一読を。
1100円の価値は、ある、と思います。