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●京都のもてなし、これじゃまずいよ。

2007年08月04日

  
四条烏丸からバスに乗り込んだところ、
なかなかバスが発車しないので、
どうしたのかな、と降り口をみると、
2人の外国人観光客とドライバーが話していました。
どうも、意思疎通ができていないらしい。
 
ほっておけない性分ゆえ、近づいてみたら、
外国人客は、
1万円でバス乗り放題チケット2枚を買いたいのだが、
ドライバーは、おつりがないので、
どこか別のところで買ってくれ、と言っているらしい。
 
でもそれを日本語で、いらいらとまくしたてているので、
伝わるわけがない。
  
とりあえず、割って入って、
「おつりがないそうだ」、というのを外国人客に伝え、
じゃあどこで買えるのかをドライバーに訪ねたところ、
帰ってきた答えが
 
 ▼ド「どこでも売ってますよ。」
 
は???
 
 ▽僕「どこでも、とは、どこですか?」
 
と再質問したところ、
 
 ▼ド「だから、どこでも買えるって、さっきから言ってるんですよ!」
 
カチーン。
この人、本気で言ってんのか?
呉服屋でも売ってるっちゅうんか??
これは、いくら僕でも、怒るよ。(→注:普段あんまり怒りません。)
さすがに、
 
 ▽僕「“どこでも”って、具体的に言わないとわかりませんよ?(怒)」
 
と、語気を強めて言いました。するとドライバーは、
 
 ▼ド「だから、コンビニでもどこでも売ってるんですよ!!!」
 
それを言えよ、それを。
具体的に言わなきゃ、わからんのだよ。
言いたい気持ちをこらえて、
近くに青い看板のローソンがあるからそこで買ってね、
と観光客に伝えていたら、
近くにいた白髪の女性が、2人分のチケット代を出して、
「こんど会うときに返してね」と外国人客に渡した。
 
すごい!いつ会うんだ?会う確率なんて、ほとんどないのに。
 
見ず知らずの人に、バスのチケットを買ってあげるなんて。
ドライバーの対応でダウンした京都の印象も、
外国人客の中で、これで回復したはず。
すごいぞ、おばちゃん!
これこそ博愛、もてなしの心、かな。。。
 
「ありがとうございます。京都の町を、きっと大好きになってくれますね。」
 
とその女性に伝えたくて、タイミングを見ていたんだけど、
残念ながら、伝えられないまま、女性はすーっと降りてしまった。
 
 
       ******
 
 
京都を訪れる外国人は、増えているそうです。
 
すべてのドライバーに英語ぺらぺらになれ、とは言わないけれど、
(僕だって、基本的なことしか伝えられないし。)
基本的な会話か、もしくは、
意思疎通を助けるような指差しボードくらいは
(伝えたい内容を、指でさして示すやつね)
あった方がいいんじゃないかな?
 
町のあちこちでこんなことやってたら、
絶対、町の印象悪くなるよ。
 
 
嬉しい気持ちと、怒りの気持ちと、
複雑な気持ちが混ざったまま、
会社の近くで、バスを降りたのでした。
 
 

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コメント

ひどいね。
でもバスだけじゃなくて
いつも京都で嫌な思いをするのが
タクシー会社だね。

乗ってすぐに行き先をつげると
どういう風に行きましょうかって聞かれて、
どういう風に行くも分からないから
任せますっていうと、細かい京都の表現で、何通りを下るところにつけましょうか、上がったところにつけましょうかって...

もてなしの心に限らず相手を思いやらない日本人が増えているのは間違いないと思う今日この頃だね。

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